get_calendar()


WordPressのget_calendar()関数は、カレンダーを表示するために使用されます。この関数は、投稿の日付に基づいてカレンダーを生成し、月ごとの投稿リンクを提供します。

構文

get_calendar( bool $initial, bool $echo );

引数の説明:

  • $initial(bool) — カレンダーの初期表示を制御します。デフォルトはtrueで、カレンダーを表示します。falseに設定すると、カレンダーを表示せずにHTMLを返します。
  • $echo(bool) — カレンダーを表示するかどうかを制御します。デフォルトはtrueで、カレンダーを表示します。falseに設定すると、カレンダーのHTMLを返しますが、表示はしません。

例1: 基本的なカレンダーの表示

この例では、シンプルなカレンダーを表示します。

<?php get_calendar(); ?>

例2: カレンダーのHTMLを取得する

この例では、カレンダーのHTMLを取得しますが、表示はしません。

<?php $calendar_html = get_calendar(false, false); echo $calendar_html; ?>

例3: カスタムクエリを使用したカレンダーの表示

この例では、特定のカテゴリの投稿に基づいてカレンダーを表示します。

<?php query_posts('cat=3'); get_calendar(); wp_reset_query(); ?>

例4: カレンダーをウィジェットとして表示

この例では、カレンダーをウィジェットとして表示します。

<?php if ( is_active_sidebar('calendar_widget') ) { dynamic_sidebar('calendar_widget'); } else { get_calendar(); } ?>

例5: カレンダーの表示を条件付きで制御

この例では、特定の条件が満たされた場合にのみカレンダーを表示します。

<?php if ( is_home() ) { get_calendar(); } ?>

例6: カレンダーのスタイルをカスタマイズ

この例では、カレンダーのスタイルをカスタマイズするためにCSSクラスを追加します。

<?php echo '<div class="custom-calendar">'; get_calendar(); echo '</div>'; ?>

例7: カレンダーをショートコードとして使用

この例では、カレンダーをショートコードとして使用します。

function custom_calendar_shortcode() { return get_calendar(false, false); } add_shortcode('custom_calendar', 'custom_calendar_shortcode');

例8: カレンダーをAjaxで更新

この例では、Ajaxを使用してカレンダーを動的に更新します。

<?php function ajax_calendar() { echo get_calendar(false, false); die(); } add_action('wp_ajax_nopriv_ajax_calendar', 'ajax_calendar'); add_action('wp_ajax_ajax_calendar', 'ajax_calendar'); ?>

注意点:

  • get_calendar()関数は、投稿の日付に基づいてカレンダーを生成するため、投稿がない場合や日付が設定されていない場合、カレンダーが正しく表示されないことがあります。
  • カレンダーのスタイルをカスタマイズする場合は、CSSを使用してデザインを調整してください。

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