date_i18n()


WordPressのdate_i18n()関数は、日付をローカライズされた形式で表示するために使用されます。この関数は、指定されたフォーマットに従って日付を返し、サイトの言語設定に基づいてローカライズされます。

構文

date_i18n( string $format, int|bool $timestamp_with_offset = false, bool $gmt = false );

引数の説明:

  • $format (string) — 日付のフォーマットを指定します。PHPのdate()関数と同じフォーマットを使用できます。
  • $timestamp_with_offset (int|bool) — タイムスタンプを指定します。デフォルトはfalseで、現在の時間が使用されます。
  • $gmt (bool)trueに設定すると、GMT時間を使用します。デフォルトはfalseです。

例1: 現在の日付を表示

この例では、現在の日付を「年-月-日」の形式で表示します。

<?php echo date_i18n('Y-m-d'); ?>

例2: 投稿の公開日を表示

この例では、投稿の公開日をローカライズされた形式で表示します。

<?php echo date_i18n('F j, Y', get_post_time('U', true)); ?>

例3: カスタムタイムスタンプを使用

この例では、指定されたタイムスタンプを使用して日付を表示します。

<?php echo date_i18n('Y年m月d日 H:i:s', 1633072800); ?>

例4: GMT時間を使用

この例では、GMT時間を使用して現在の日付を表示します。

<?php echo date_i18n('Y-m-d H:i:s', false, true); ?>

例5: カスタムフォーマットで日付を表示

この例では、カスタムフォーマットを使用して日付を表示します。

<?php echo date_i18n('l, F jS, Y'); ?>

例6: 投稿の最終更新日を表示

この例では、投稿の最終更新日を表示します。

<?php echo date_i18n('Y年m月d日', get_post_modified_time('U', true)); ?>

例7: タイムゾーンを考慮した日付表示

この例では、サイトのタイムゾーン設定を考慮して日付を表示します。

<?php echo date_i18n('Y-m-d H:i:s', time() + get_option('gmt_offset') * HOUR_IN_SECONDS); ?>

例8: カスタム投稿タイプの日付を表示

この例では、カスタム投稿タイプの日付を表示します。

<?php echo date_i18n('Y年m月d日', get_post_time('U', true, get_post(get_the_ID()))); ?>

注意点

  • date_i18n()関数は、WordPressのタイムゾーン設定に依存します。正しい日付を表示するためには、タイムゾーン設定が正しく設定されていることを確認してください。
  • タイムスタンプを指定する場合、Unixタイムスタンプ形式で指定する必要があります。
  • GMT時間を使用する場合、$gmt引数をtrueに設定してください。

関連機能: