wp_timezone()


WordPress関数wp_timezone()は、現在のサイトのタイムゾーンを取得するために使用されます。この関数は設定されたタイムゾーンをDateTimeZoneオブジェクトとして返します。

構文

wp_timezone();

説明

  • wp_timezone()関数には引数は必要ありません。
  • 返り値はDateTimeZoneオブジェクトです。

使用例

例1: サイトのタイムゾーンを取得する

サイトのタイムゾーンを取得して表示します。

<?php
$timezone = wp_timezone();
echo $timezone->getName();
?>

例2: 現在のタイムゾーンで日付をフォーマット

現在のタイムゾーンを使用してフォーマットされた日付を取得します。

<?php
$date = new DateTime( 'now', wp_timezone() );
echo $date->format( 'Y-m-d H:i:s' );
?>

例3: タイムゾーン名を使用したカスタムロジック

タイムゾーン名を使用して異なる処理を実行します。

<?php
$timezone = wp_timezone();
if ( $timezone->getName() === 'Asia/Tokyo' ) {
    echo '日本のタイムゾーンです。';
} else {
    echo '他のタイムゾーンです。';
}
?>

例4: タイムゾーンを設定した日時計算

現在のタイムゾーンを使用して日時の計算を行います。

<?php
$timezone = wp_timezone();
$date = new DateTime( '2024-01-01 00:00:00', $timezone );
$date->add( new DateInterval( 'P1D' ) );
echo $date->format( 'Y-m-d H:i:s' );
?>

例5: REST APIでタイムゾーン情報を使用

REST APIの応答に現在のタイムゾーンを追加します。

<?php
add_action( 'rest_api_init', function() {
    register_rest_route( 'custom/v1', '/timezone', array(
        'methods' => 'GET',
        'callback' => function() {
            $timezone = wp_timezone();
            return array( 'timezone' => $timezone->getName() );
        },
    ) );
} );
?>

注意事項

  • DateTimeZoneオブジェクトを正しく操作するにはPHPの基本的な日時操作の知識が必要です。

関連機能：