wp_date()


WordPressのwp_date()関数は、日付をサイトのタイムゾーンに基づいてフォーマットするために使用されます。この関数は、PHPのdate()関数と似ていますが、WordPressのタイムゾーン設定を自動的に考慮します。

構文

wp_date( string $format, int|false $timestamp = false, string|false $timezone = false );

引数の説明:

  • $format (string) — 日付のフォーマットを指定します。PHPのdate()関数と同じフォーマットを使用できます。
  • $timestamp (int|false) — オプション。タイムスタンプを指定します。デフォルトは現在の時間です。
  • $timezone (string|false) — オプション。タイムゾーンを指定します。デフォルトはサイトのタイムゾーンです。

例1: 現在の日付を表示

この例では、現在の日付を「Y年m月d日」の形式で表示します。

<?php echo wp_date('Y年m月d日'); ?>

例2: 特定のタイムスタンプを使用

この例では、指定されたタイムスタンプに基づいて日付を表示します。

<?php echo wp_date('Y年m月d日', strtotime('2023-10-01')); ?>

例3: カスタムタイムゾーンを指定

この例では、特定のタイムゾーンに基づいて日付を表示します。

<?php echo wp_date('Y年m月d日 H:i:s', false, 'America/New_York'); ?>

例4: 投稿の公開日を表示

この例では、投稿の公開日を表示します。

<?php echo wp_date('Y年m月d日', get_post_timestamp()); ?>

例5: カスタムフォーマットで日付を表示

この例では、カスタムフォーマットを使用して日付を表示します。

<?php echo wp_date('l, F jS, Y'); ?>

例6: タイムゾーンを変更せずに日付を表示

この例では、サイトのタイムゾーンを変更せずに日付を表示します。

<?php echo wp_date('Y年m月d日', false, false); ?>

例7: 特定の投稿の最終更新日を表示

この例では、特定の投稿の最終更新日を表示します。

<?php echo wp_date('Y年m月d日', get_post_timestamp(get_the_ID(), 'modified')); ?>

例8: カスタムフィールドの日付を表示

この例では、カスタムフィールドから取得した日付を表示します。

<?php echo wp_date('Y年m月d日', strtotime(get_post_meta(get_the_ID(), 'custom_date_field', true))); ?>

注意点

  • wp_date()はWordPress 5.3以降で利用可能です。
  • タイムゾーンを指定しない場合、サイトのデフォルトタイムゾーンが使用されます。
  • タイムスタンプを指定しない場合、現在の時間が使用されます。

関連機能: