path_join()


WordPressのpath_join()関数は、2つのパスを結合するために使用されます。この関数は、スラッシュを自動的に調整し、正しい形式のパスを返します。

構文

path_join( string $base, string $path );

引数の説明:

  • $base (string) — ベースとなるパス。
  • $path (string) — ベースパスに結合する追加のパス。

例1: 基本的なパスの結合

この例では、2つのパスを結合します。

<?php echo path_join('/var/www/html', 'wp-content/themes'); ?>

例2: 相対パスの結合

相対パスを結合する例です。

<?php echo path_join('/var/www/html', '../wp-content'); ?>

例3: URLの結合

URLのパスを結合する例です。

<?php echo path_join('https://example.com', 'wp-admin'); ?>

例4: 空のパスを結合

空のパスを結合する場合の例です。

<?php echo path_join('/var/www/html', ''); ?>

例5: スラッシュを含むパスの結合

スラッシュを含むパスを結合する例です。

<?php echo path_join('/var/www/html/', '/wp-content/'); ?>

例6: カスタムテーマのパスを結合

カスタムテーマのパスを結合する例です。

<?php echo path_join(get_template_directory(), 'css/style.css'); ?>

例7: プラグインパスの結合

プラグインのパスを結合する例です。

<?php echo path_join(WP_PLUGIN_DIR, 'my-plugin/my-plugin.php'); ?>

例8: アップロードディレクトリのパスを結合

アップロードディレクトリのパスを結合する例です。

<?php echo path_join(wp_upload_dir()['basedir'], '2023/10/image.jpg'); ?>

注意点

  • この関数は、パスの正規化を行わないため、相対パスを使用する際は注意が必要です。
  • URLを結合する場合、プロトコルやドメイン名が含まれていないと正しく動作しないことがあります。

関連機能：