wp_cache_get()


WordPress関数wp_cache_get()は、キャッシュされたデータを取得するために使用されます。

構文

wp_cache_get( string $key, string $group = '' );

引数の説明:

  • $key (string) — キャッシュされたデータを識別するための一意のキー。
  • $group (string) — キャッシュグループの名前。省略可能で、デフォルトでは空の文字列。

例 1: 単純なキャッシュ取得

指定したキーでキャッシュされた値を取得します。

<?php
$data = wp_cache_get( 'custom_key' );
?>

例 2: グループを使用したキャッシュ取得

グループを指定してキャッシュデータを取得します。

<?php
$data = wp_cache_get( 'custom_key', 'custom_group' );
?>

例 3: キャッシュデータが存在するかの確認

キャッシュが存在する場合のみデータを取得します。

<?php
$data = wp_cache_get( 'custom_key' );
if ( false !== $data ) {
    echo 'キャッシュデータがあります: ' . $data;
}
?>

例 4: デフォルトグループでキャッシュを使用

デフォルトグループを使用してキャッシュを取得します。

<?php
$data = wp_cache_get( 'default_key', 'default' );
?>

例 5: キャッシュデータがない場合の処理

キャッシュが存在しない場合の代替処理を行います。

<?php
$data = wp_cache_get( 'custom_key' );
if ( false === $data ) {
    $data = 'デフォルト値';
    echo 'キャッシュが存在しません。';
}
?>

注意事項

wp_cache_get()を使用する際には、キャッシュキーとグループ名が一意であることを確認してください。また、キャッシュシステムが有効でない場合、値が正しく取得されない可能性があるため、必ず適切な環境で使用してください。


関連機能: