wp_cache_flush_runtime()


WordPress の関数 wp_cache_flush_runtime() は、実行時のキャッシュをクリアするために使用されます。この関数は、短期間のキャッシュをリセットする際に便利です。

シンタックス

wp_cache_flush_runtime();

使用例

例 1: 実行時キャッシュのリセット

次のコードは、実行時キャッシュをリセットします。

<?php wp_cache_flush_runtime(); ?>

例 2: 特定の操作後にキャッシュをクリア

特定の操作の後にキャッシュをクリアします。

<?php
do_action( 'before_some_task' );
wp_cache_flush_runtime();
?>

例 3: 投稿保存後のキャッシュリセット

投稿が保存された後にキャッシュをリセットします。

<?php
add_action( 'save_post', function() {
    wp_cache_flush_runtime();
} );
?>

例 4: ユーザーデータの更新後

ユーザーデータが更新された後にキャッシュをリセットします。

<?php
add_action( 'profile_update', function() {
    wp_cache_flush_runtime();
} );
?>

例 5: REST API エンドポイントでのキャッシュリセット

カスタム REST API エンドポイントでキャッシュをクリアします。

<?php
add_action( 'rest_api_init', function() {
    register_rest_route( 'custom/v1', '/clear_cache', array(
        'methods'  => 'POST',
        'callback' => function() {
            wp_cache_flush_runtime();
            return array( 'message' => 'Cache cleared' );
        }
    ) );
} );
?>

注意事項

wp_cache_flush_runtime() は、短期間のキャッシュに影響しますが、永続キャッシュには影響を与えません。そのため、キャッシュクリアが必要な場合は使用する場面を注意深く検討してください。


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