wp_cache_add_global_groups()


WordPressの関数wp_cache_add_global_groups()は、指定されたキャッシュグループをグローバルに設定し、すべてのサイトで共有できるようにします。

構文

wp_cache_add_global_groups( array $groups );
  • $groups (array) — グローバルキャッシュとして設定するキャッシュグループの名前を含む配列。

使用例

例 1. 単一のグループをグローバルに追加

次のコードは、キャッシュグループ'global_cache_group'をグローバルに追加します。

wp_cache_add_global_groups( array( 'global_cache_group' ) );

例 2. 複数のグループをグローバルに追加

複数のキャッシュグループをグローバルに設定するコードです。

wp_cache_add_global_groups( array( 'group1', 'group2', 'group3' ) );

例 3. 条件に応じたグローバルグループの追加

条件に基づいてキャッシュグループをグローバルに追加するコードです。

if ( is_multisite() ) {
    wp_cache_add_global_groups( array( 'multisite_cache_group' ) );
}

例 4. 特定のキャッシュグループをチェックしてから追加

キャッシュグループが存在するかどうかを確認してから追加します。

$group = 'specific_group';
if ( ! in_array( $group, wp_cache_get_global_groups(), true ) ) {
    wp_cache_add_global_groups( array( $group ) );
}

例 5. プラグインでのグローバルキャッシュの設定

プラグイン内で独自のキャッシュグループをグローバルに設定します。

function my_plugin_add_global_cache_group() {
    wp_cache_add_global_groups( array( 'my_plugin_cache_group' ) );
}
add_action( 'plugins_loaded', 'my_plugin_add_global_cache_group' );

注意事項

  • この関数は通常、キャッシュの動作を制御するためにwp-config.phpまたはプラグインで使用されます。
  • マルチサイト環境で使用する際は、グローバルキャッシュがすべてのサイトに影響することに注意してください。

関連機能: