show_admin_bar()


WordPressのshow_admin_bar()関数は、管理者バー(アドミンバー)の表示を制御するために使用されます。この関数は、ログインしているユーザーに対して管理者バーを表示するかどうかを設定します。

構文

show_admin_bar( bool $show );
  • $show(bool) — 管理者バーを表示するかどうかを指定します。trueを指定すると表示され、falseを指定すると非表示になります。

例1: 管理者バーを非表示にする

この例では、管理者バーを非表示にします。

<?php show_admin_bar(false); ?>

例2: 管理者バーを表示する

この例では、管理者バーを表示します。

<?php show_admin_bar(true); ?>

例3: 特定のユーザーに対して管理者バーを非表示にする

この例では、現在のユーザーが特定のロール(例: 購読者)の場合に管理者バーを非表示にします。

<?php if (current_user_can('subscriber')) { show_admin_bar(false); } ?>

例4: フロントエンドでのみ管理者バーを非表示にする

この例では、フロントエンド(サイトの公開側)でのみ管理者バーを非表示にします。

<?php if (!is_admin()) { show_admin_bar(false); } ?>

例5: 管理者バーの表示をユーザー設定に基づいて制御する

この例では、ユーザーの設定に基づいて管理者バーの表示を制御します。

<?php $user_id = get_current_user_id(); if (get_user_meta($user_id, 'hide_admin_bar', true)) { show_admin_bar(false); } ?>

例6: 管理者バーを特定のページでのみ非表示にする

この例では、特定のページ(例: ホームページ)でのみ管理者バーを非表示にします。

<?php if (is_front_page()) { show_admin_bar(false); } ?>

例7: 管理者バーを特定のユーザーIDに対して非表示にする

この例では、特定のユーザーIDに対して管理者バーを非表示にします。

<?php if (get_current_user_id() == 2) { show_admin_bar(false); } ?>

例8: 管理者バーを特定の条件で表示する

この例では、特定の条件(例: ユーザーが管理者である場合)に基づいて管理者バーを表示します。

<?php if (current_user_can('administrator')) { show_admin_bar(true); } else { show_admin_bar(false); } ?>

注意点

  • 管理者バーを非表示にすると、ユーザーは管理画面に簡単にアクセスできなくなる場合があります。
  • この関数は、テーマのfunctions.phpファイルやプラグイン内で使用することが一般的です。
  • 管理者バーを非表示にする場合は、ユーザーエクスペリエンスに影響を与えないように注意してください。

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