human_time_diff()


WordPressのhuman_time_diff()関数は、指定された2つのタイムスタンプの間の時間差を人間が読みやすい形式で返します。例えば、「1時間前」や「2日前」といった形式で表示されます。

構文

human_time_diff( int $from, int $to = '' );

引数の説明:

  • $from(int) — 開始タイムスタンプ。
  • $to(int) — 終了タイムスタンプ。省略した場合、現在の時刻が使用されます。

例1: 現在時刻との差を表示

この例では、指定されたタイムスタンプと現在時刻の差を表示します。

<?php echo human_time_diff( get_the_time('U') ); ?>

例2: 2つのタイムスタンプの差を表示

この例では、2つの特定のタイムスタンプの差を計算して表示します。

<?php echo human_time_diff( strtotime('2023-01-01'), strtotime('2023-01-10') ); ?>

例3: 投稿の更新時間を表示

この例では、投稿の更新時間と現在時刻の差を表示します。

<?php echo human_time_diff( get_the_modified_time('U') ); ?>

例4: コメントの投稿時間を表示

この例では、コメントの投稿時間と現在時刻の差を表示します。

<?php echo human_time_diff( get_comment_time('U') ); ?>

例5: ユーザーの最終ログイン時間を表示

この例では、ユーザーの最終ログイン時間と現在時刻の差を表示します。

<?php echo human_time_diff( get_user_meta( get_current_user_id(), 'last_login', true ) ); ?>

例6: カスタムフィールドのタイムスタンプを表示

この例では、カスタムフィールドに保存されたタイムスタンプと現在時刻の差を表示します。

<?php echo human_time_diff( get_post_meta( get_the_ID(), 'custom_timestamp', true ) ); ?>

例7: イベントの開始時間を表示

この例では、イベントの開始時間と現在時刻の差を表示します。

<?php echo human_time_diff( strtotime( get_post_meta( get_the_ID(), 'event_start_time', true ) ) ); ?>

例8: 期限切れまでの時間を表示

この例では、期限切れまでの時間を表示します。

<?php echo human_time_diff( time(), strtotime( get_post_meta( get_the_ID(), 'expiration_date', true ) ) ); ?>

注意点

  • タイムスタンプはUNIXタイムスタンプ形式で指定する必要があります。
  • 引数$toを省略すると、現在時刻が自動的に使用されます。
  • 返される文字列は、WordPressの翻訳ファイルを使用してローカライズできます。

関連機能: